特許に関する一口アドバイス

特許に関する一口アドバイス(1)

エムズでは特許の申請のお手伝いをしています。
特許の重要性は今更強調するまでもありませんが、特許の申請をお手伝いしている立場
から見ていますと、特許を出す人はどちらの会社どの部門でも一握りの人に限られている
ようです。しかもその人達は概ねその部門で一番忙しい人たちです。焦る気持ちはあって
も特許申請業務はどうしても後回しになり勝ちです。せっかくのアイディアも他社に先に出
願されたら全く意味がありません。
特許で一番重要なのはアイディアであって、先行特許を調べたり、特許申請の為の明細
書を書いたりするのは必ずしも本人でなくてもできる仕事です。しかも普段の仕事とはず
いぶんリズムが違うし慣れや専門性も要る仕事です。
こんな仕事こそアウトソーシングを安く有効に使っていただくのが有能な社員を生かす道
かと考えます。

---アイディアが浮かんだら今すぐエムズへお電話を---


特許に関する一口アドバイス(2)

特許は質の高い特許を中心にその周辺を量的にもカバーしていくというのが理想形なの
でしょう。しかしなかなかそういかないのが現実です。

むしろ、日常的なレベルで見て大事なのはその特許の実用性ではないかと思います。世
の中には技術屋の常識からすれば、なぜこれが特許なのかしらと首を傾げるようなもの
が少なくありません。でもそれが競合他社のもので、しかも実用的なものであると大変い
やな感じがするものです。実用的な特許は仮に画期的なものでなくても競合メーカを牽制
出来ますし、また営業支援にもなります。また客先にとってはそのメーカを選定する理由に
なったりします。技術的意味合いより営業的意味が大きいのです。

私見ですが、実用性のない特許は先行事例が少なく割に通りやすいものです。しかし多少
とも実用性がある特許はなかなか通りません。
実用性のあるアイディアほど、必ず似たような先行事例があるものです。それ等から「容
易に想到しうる」と言う理由で拒絶される事が多いものです。
ここであきらめてしまう人が多いのですが、本当はそれからが勝負なのです。
全く同じ先行例があれば諦めざるをえませんが、多くの場合いくつかの証拠を合わせれ
ば「容易に想到しう」ると言う拒絶理由通知が来ます。このような場合、それぞれの証拠に
似たようなアイディアが示されていても、多くの場合状況がちがいますから、冷静に探せ
ば自分のアイディアの独自性、先進性はどこかにあるものです。

特許というとイノーベーティブでなければならないと考え過ぎない方がよいと思います。むし
ろこだわるべきは実用性で、実用的なアイディアなら、頑張って特許にしたいものです。
ただ、そのような論理立て(見ようによっては強引な屁理屈にも見える)は技術者は一般
に得意ではありません。エムズはそのような論理立てのお手伝をしています。

---拒絶理由通知がきたらエムズを思い出して下さい---


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